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XAMPPはポータブル版がオススメな理由
ブログで普通に記事を書いているだけじゃなく「テーマを作成したい」とか「カスタマイズをしたい」という場合には、テスト環境を用意しておく方が絶対に便利です。
その中でも、XAMPPという環境が一押しなわけですが、XAMPPの中でも、インストール版とポータブル版があるのは意外に知られていなかったりします。というより、XAMPPにはインストール版しかないと思っている人が多いようです。
理由はおそらくポータブル版をダウンロードできる場所が判りにくいことだと思います。XAMPPのダウンロードページを開くと、ドーンとダウンロードのファイル一覧が出てきますが、実はそれはインストール版だけで、ポータブル版の方は別の場所に載っているのです。初めてだとポータブル版があることさえ気づかないのではないでしょうか。
でも、実はポータブル版の方がオススメです。
ポータブル版がオススメな理由をまとめると次のようになります。
- インストールしないのでレジストリへの書き込みがなく、きれいなままです。これは特にWindowsユーザーにとってはありがたいのでは。
- USBやSDカードに入れておけば、今使っているパソコンから差し替えるだけで、別のパソコンでも同じ環境が使えます。なお、WordPressまで含めて、最低でも容量が650MB～700MBぐらいは必要になります。もちろん投稿するものが増えるとその分の必要量も増えます。
- フォルダをコピーするだけで、環境がコピーできます。バックアップにもできるわけです。
XAMPPポータブル版のダウンロード
XAMPPポータブル版のダウンロード方法は、次の通りです。
- アパッチフレンズのダウンロードページを表示します。
ここでは「Download」ボタンをクリックするとインストール版をダウンロードしてしまうので、クリックしないで下さい。
代わりに「More Downloads »」のリンクをクリックします。 - そうすると「sourceforge.net」のダウンロードページに飛ぶので、「XAMPP Windows」をクリックします。
- 次に、任意のバージョンを選びます。最新バージョンがオススメです。例えば「7.0.2」などですね。
- 次に「xampp-win32…」ではなく、「xampp-portable…」と表示されているファイルをダウンロードすればOKです。
ファイルが複数ありますが、圧縮形式が違うか、マイナーバージョン（バージョンの枝番）が異なるはずです。なので、好みのものを選びましょう。
どれかを１つだけダウンロードすれば十分です。
圧縮形式は、マウスのポインターをあてるとファイル名が最後まで表示されますので、拡張子が「zip」なのか「7z」なのか「exe」なのか判ります。それで確認しましょう。
