WordPressのテーマをカスタマイズをしようと思ったとき、自分のパソコンにテスト用の環境があると、手軽に新しい変更などを試すことができるので便利です。
そして「XAMPP」という環境をインストールすると比較的簡単に自分のパソコンにテスト環境を作ることができます。そこで早速インストールをしてみましょう。
XAMPPのダウンロード
まず、XAMPPをダウンロードするために Sourceforge.netのサイトを表示します。
目立つ場所に「Download」という大きな緑のボタンがありますが、これはクリックせずに、その下にある一覧の中から自分が使用しているパソコンのOSを選んでクリックします。例えば、Windowsなら「XAMPP Windows」をクリックします。
次に、バージョンの一覧が出ますので、一番新しいものを選びクリックします。ここでも緑の「Download」ボタンは無視します。
次の画面で、ファイルの一覧が表示されます。ここでも緑の「Download」ボタンは華麗にスルーします。
場合によっては、何個もファイルが表示されますが、どれか1つをダウンロードすれば大丈夫です。
例えば、Windows用であれば、インストール版かポータブル版かの違い × 圧縮方法の違いで6つファイルが表示されている場合が多いですが、ほぼ中身は同じですので、1つをダウンロードすれば十分です。
ファイル名の後半が隠れているものがあり見分けが付きにくいですが、マウスのポインターをあてるとファイル名を最後まで見ることができますので、その内容で判断します。
オススメは、「ポータブル版」のどれかです。「portable」と入ったファイルがそれですね。
ファイル名を選んだらクリックするとダウンロードが始まります。
XAMPPをインストール
ダウンロードが終了したら、ダウンロードしたファイルを解凍します。そうすると「xampp」というフォルダが作られます。このフォルダは名前を変えずにドライブの直下に置いておきます。
フォルダの名前を変えたり別のフォルダの下に入れると、ApacheやMySQL (MariaDB)の設定変更が必要になり面倒ですので、最初はドライブ直下で名前を変えずに利用しましょう。例えば、Cドライブで利用するなら「C:\xampp」となるようにします。
これでインストールは終了です。ポータブル版の場合は、ほぼ解凍だけですね。
いよいよ、xamppを起動してみましょう。
「xampp」の中の「xampp-control.exe」をクリックしましょう。初回だけ「Language」という画面が出てきますが、「Save」をクリックして先に進みます。そうすると「XAMPP Control Panel」という画面が表示されます。
ここで、「Apache」の右横にある「Start」ボタンをクリックします。次に、「MySQL」も同じように右横の「Start」ボタンをクリックします。
正常に起動すると「Apache」や「MySQL」の背景が薄緑色になり、「Start」ボタンが「Stop」ボタンに変わります。
「Apache」や「MySQL」を停止するときは、「Stop」ボタンをクリックします。
「Stop」ボタンをクリックせずに、「XAMPP Control Panel」を終了させただけでは、「Apache」や「MySQL」は動き続けていますので注意して下さい。