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XAMPPをインストールしたらセキュリティーの設定を忘れずに

XAMPPをインストールしただけでは、セキュリティーの設定がほとんどされていないので、本格的に利用する前に、必ずセキュリティーの設定を行いましょう。まずは、DB関係の設定から行います。

MySQL (MariaDB) のroot ユーザにパスワードを設定します

「XAMPP Control Panel」を起動して、ApacheとMySQL (MariaDB) を起動させておきます。
判らなければ、こちらの記事の後半を参考にしてください。

次に「XAMPP Control Panel」画面のMySEQの右にある「Admin」ボタンをクリックします。そうするとブラウザに「phpMyAdmin」画面が表示されます。

さらに画面の上の方にある「User accounts」をクリックするとユーザーの一覧が表示されます。ここで、グローバル特権が「ALL PRIVILEGES」になっているユーザーは全てパスワードを変更しておきます。

パスワードを変更するユーザの行の「Edit privileges」をクリックし、次の画面の上の方にある「パスワードを変更する」ボタンをクリックします。そうすると、パスワードを変更する画面になるのでパスワード入力します。「Re-type」という欄は確認用の再入力欄なのでパスワードを再び入力します。

phpMyAdminのユーザー画面 【phpMyAdminのユーザー画面】

「生成する」ボタンを押すとパスワードが自動的に生成されてしまいます。先にパスワードを入力していても、自動生成されたパスワードで置き換えられてしまいますので注意してください。

最後に「実行」ボタンをクリックするとパスワードが設定されます。うまくいくと「’root’~~ のパスワードは正しく変更されました」とメッセージが表示されます。

phpMyAdminのパスワードを変更する画面
【phpMyAdminのパスワードを変更する画面】

この後、ユーザ名「root」で、Host Nameが「localhost」のパスワードを変更した場合は、必ずエラーになります。これは、「phpMyAdmin」が利用しているユーザーのパスワードが変更されたためなので、phpMyAdminの設定ファイルを書き換えれば直ります。

エラーメッセージは、無視しても良いので、phpMyAdminの設定ファイルをファイルを書き換えましょう。

phpMyAdminのエラー画面
【phpMyAdminのエラー画面】

書き換えが必要なファイル名は、「\xampp\phpMyAdmin\config.inc.php」で、書き換える場所は次のように記載された行です。(XAMPP 7.0.3だと21行目にあります)

$cfg['Servers'][$i]['password'] = '';

この行の「=」の右にある引用符号(single quotation)の中に、新しいパスワードを記載します。

↓このような感じになりますね。

$cfg['Servers'][$i]['password'] = '新パスワード';

phpMyAdminの設定ファイルを書き換えた後で、ブラウザの「最新の情報に更新する」をクリックすると正常に戻ります。

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